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コンサルティング事例紹介

​中小企業様への支援事例

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​​事業再構築(写真業)

少子高齢化に対応し、介護業へ多角化

少子高齢化、スマートホンのカメラ性能向上等により写真業の地盤沈下は激しく、コロナ禍で倒産・廃業が相次いでいる。子どもの学校アルバム、成人式、結婚式などが激減し、従来のビジネスモデルでは継続が困難だった。地域密着型の顧客関係性の強みを活かし、顧客生涯において人口増加傾向にある高齢者にターゲット変更。事業再構築補助金に挑戦し、一発で採択。書類提出の支援だけでなく、介護施設の開業には自治体の施設指定が必要なため、要件の聴取や事業計画の説明など自治体との渉外活動も支援し、高い信頼を得る。採択後も伴走型の支援を継続している。

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​​事業再構築(住宅リフォーム業)

​既存事業では統計分析による市場浸透戦略、多角化では海外進出も

大手住宅販売会社からの下請け脱却を図る為、自社での営業力強化が課題であることを経営者との協議で確認した。市場浸透戦略として、jSTAT MAP(政府統計地図)を用いてターゲティングを明確化し、再受注に強化すべき地域と新規顧客開拓すべき地域を国勢調査データと顧客データを検証して分析した。更に、営業管理の在り方を改善し、PDCAが回る報告書と会議形式を助言し、ITシステム化へ繋いだ。また、オプション販売品の1つだった浄水器に着目し、新規事業として製造業の兼業を推進。水道水を飲用できる国が少ない海外市場への進出をめざして事業計画書の作成を支援した。

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​​事業再構築(造船業)

​多角化戦略なら強みを活かした関連多角化を勧め、方向性を示す

造船市場は世界的に縮小し、中国・韓国がシェアを伸ばしている中、多角化する必要があった。当初は無関連多角化も含めた方向性を模索しておられた。そこで、造船の特徴を生かし、単価が大きい重工業および近接領域で管理スパンが長いB to Bビジネスに向くことを述べ、複数の具体例を上げ、関連性の高低、時間的な緊急度の2軸に整理して提案した。単一事業から多角化するには、企業ドメイン(企業が戦うフィールドの概念)の見直しが必要であり、まずは造船の強みを活かす企業ドメインを定め、その上でトップダウン(演繹法)で適性に合う新事業の方向性を見出すことを提案した。

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​​食品卸売業

​​売上結果を出す為にプロセスを見て、行動を変える

​​営業上の強みを強化する為に、新規顧客開拓が得意な人の成功パターンををヒアリングし、ターゲット市場の選択や差別化提案等、組織化の必要性を伝えた。販売プロセスを可視化し、(1)基本調査、(2)商談化、(3)提案、(4)取引開始準備、(5)顧客ケアの5ステップに分け、社内共通化を提案した。その上で、ターゲット顧客と各プロセスで営業スタッフが取るべき行動をリストで管理することを提案した。優れた受発注情報管理システムとノウハウの蓄積をお持ちだったため、営業日報にも応用して訪問活動をデータベース管理し、分析結果を活用してコーチングや会議等でPDCAを回すことを提案した。

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​​自動車販売・修理業

​​ITデータを活用した管理を徹底し、継続購入に活かす

​ユーザー使用車の車検が買換え購入等の好機である点を重要視されていた。営業スタッフの入れ替わりがある場合にもユーザーへの連絡漏れをなくす様、車検候補者リストを活用した上司からスタッフへの指示・確認の方法を提案し、進捗管理の徹底を図った。汎用型クラウドシステムをご利用していた為、車検候補者リストの精度を上げる為にデータ・クレンジングのノウハウを伝授し、計画案を策定した。加えて、中長期的には顧客離れを防止するため、初回来店時に加えて、購入後も継続的にアンケートを行い、顧客関係管理に活かすことを提案した。

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​​旅館業

​​モチベーション向上、コミュニケーション改善で定着率を高める

従業員に対し金銭面以外のモチベーション向上策も必要だった。まず内発的動機付けを図り、目標設定に部下の裁量を入れる点、組織横断的な若手チームを立ち上げる点、上司と部下で個別面談をする点を提案すると共に、厚生労働省サイト「あかるい職場応援団」を紹介する等した。コミュニケーションの課題解決も求められ、(1)トップダウンの情報伝達における、中間管理職から現場スタッフへの伝達徹底、(2)トップによる全社的でムラのない巡回や、ワールドカフェ方式の意見交換等によるボトムアップの伝達機能の促進、(3)経営者間でより均衡したコミュニケーション体制を作ること、を提案した。

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​​食品製造業

​手書きの生産計画策定からエクセルを活用して効率化を図る

従来は顧客別に多様な仕様で届く受注情報を手書きで山積みし、暗黙知で工程別に置換しておられた。そこで、納期や人員、材料等の必要性に基づき、エクセルのピボット分析や関数等を活用してプロセスを簡素化し、ガントチャート(横棒グラフ)で自動表示化するツールを考案した。生産計画策定におけるキー・ポイントを優先順位付けして整理すると共に、取引先を納期許容度に応じてA,B,C分類し、意思決定に必要なフローチャートをまとめた。これらにより、暗黙知化されていた個人のノウハウが他者でも可能な様に組織化され、日常業務以外の創造的な仕事に時間を割く余力を生み出せるよう提案した。

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